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2021/09/13 15:25
「パッチワーク」はつぎはぎの組み合わせ次第で可愛くもなるしカジュアルにもなるし、和風にも洋風にもなります。
とても自由度が高い分、組み合わせが難しいデザインとも言えます。
描いたデザインは、ボタンとファスナーがアクセントになります。
アクセントとなる部分がカジュアルなので、ベースのパッチワークは落ち着いた和柄で、和+カジュアルで和モダンになるようにまとめました。
いざ制作にかかると、市販のファスナーの長さは探した限りでは短くても10cmぐらいのものしか見つからず、ピアスやバレッタのような小さなアイテムにはめ込むにはファスナーの長さ調節が必要になってきます。
まずファスナーの長さ調節の仕方が分からなくてつまずくところからはじめました。
最終的には、デザインの段階ではファスナーはあるものの開けるという発想はなかったのですが、作品化するに当たってファスナーを開けたら別の和柄が出てくるという、見えないところにもこだわりを付加させました。
最後に豆知識。
「ファスナー」は他にも「ジッパー」や「チャック」とも呼ばれています。
皆さんは何と呼ばれていますでしょうか?
実は「ジッパー」はアメリカのメーカーの呼び名が浸透したもので、「チャック」は日本のメーカーが巾着からもじった呼び名が浸透したものだそうです。
なので「ファスナー」、国際的には「スライドファスナー」という呼び名が一般名詞らしいですね。
特に「チャック」は海外では通じないので、チャックの呼び名に慣れ親しんでいる方はご注意を。
因みに「patchwork(パッチワーク)」は「接ぎ、当て布」を意味する「patch」から由来した手芸技法のこと。
ボタンとファスナーが付いた、ちょっと変わったパッチワークのアクセサリー。
気に入ってもらえる方がいらっしゃったらとても幸いです。