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2022/04/15 18:10
漢字表記の「鬼灯」の由来は、怪しげな赤く提灯を思わせるフォルムからきていると言われています。
因みにほおずきは、実が赤く染まった頬を連想させることから「頬つき」→「ほおずき」になったという説や、「ホホ」というカメムシが付きやすかったことから「ホホ付き」→「ほおづき」と呼ばれるようになったという説など諸々あります。
このほおずき、古くは日本最古の神話である古事記にも登場します。
スサノヲがヤマタノオロチの形容を尋ねたときに「彼が目はアカカガチの如くして」とヤマタノオロチの目を表現しています。
この「カガチ」と言うのがほおずきの古名で、アカカガチで赤いほおずきという意味です。
平安時代からは薬や魔除け・厄除けとして、現代では食用や観賞用のドライフラワーとしても広く親しまれています。
このように実の方が親しまれているほおずきですが、初夏には開花時期を迎え白い花を咲かせます。
そして受粉した後、夏から秋にかけて真っ赤に色づく実をつけます。
実に比べてあまり馴染みのない花ですが、ほおずきの花と実を一緒にした「鬼灯ピアス」というアクセサリーを考えてみました。