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2022/05/16 18:11
香りの強い花を咲かせる春の沈丁花、夏の梔子についで、三大香木の一つとしてされているのが秋の金木犀(キンモクセイ)です。
この強い香りが秋の訪れを告げるといわれています。
そしてこの香りが、邪気を払うとも金運が上がるとも言われています。
中国には金木犀について幾つかの伝説が残されています。
そのうちの一つに月の女神が地上に金木犀をもたらしたという話があります。
月には巨大な金木犀の木があり中秋の名月には満開に咲き誇るといいます。
満開に咲いた金木犀は地上から見上げると黄金に輝いた満月に見えました。
その黄金に輝いた満月を見上げ、中秋の名月を祝い地上では宴会が行われました。
その地上の楽しそうな様子を見ていたのが「嫦娥」という月に暮らしている仙女でした。
あまりにも楽しそうな宴会の様子に嫦娥も楽しくなってきて思わず踊り出し、彼女の夫が金木犀の木を叩いてリズムをとったため、金木犀の花が散ってしまいました。
嫦娥はその花を拾って地上にも金木犀を分けてあげようとまきました。
月の金木犀が地上に降り注ぐことで、地上でも金木犀が咲くようになったと言われています。
そんな金木犀が咲き誇っている満月をイメージしてアクセサリーを考えてみました。
黄金に輝く月と金木犀。
邪気を払う風流なアクセサリーを身につけていただければ幸いです。