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2023/03/01 18:18
3月~5月に可愛らしい花の姿を見せるのがアネモネです。
赤色の花が代表格ですが、白、紫、青、ピンク、オレンジと、様々なカラーで春を彩ります。
アネモネという花の名前の由来はギリシャ語の「anemos」からきていて「風」という意味を持ちます。
春風が吹く頃に咲く花ということで、イギリスでは別名で「wind flower(風の花)」と呼ばれています。
神話や伝説が多いアネモネは、「風の花」に相応しい神話も残されています。
ギリシャ神話に出てくる西風の神、春風を運んでくるゼフュロスの話です。
ゼフュロスの妻、春と花の女神フローラは侍女達に花を咲かせる準備をさせて、花を咲かせることで春をもたらします。
ゼフュロスはよりによってフローラの侍女の中の一人、アネモネに恋をしてしまいます。
アネモネの準備する花だけが早く咲くことに気づいたフローラは、夫の浮気を知り怒ってアネモネを追放してしまいます。
ゼフュロスは追放され弱ったアネモネを側に置いておくために、アネモネを花に変えたと言われています。
「風の花」アネモネを表現するのに、ひねりのある真鍮製の螺旋スティックのチャームと揺れるアネモネで「風」を感じていただけることを考えました。
アネモネの花はディップアートで制作しています。
また、悲劇系の神話が多く残されているアネモネは「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」などマイナス要素の多い花言葉も多いのですが、花の色別に花言葉がありその中でもプラス要素の花言葉を持つ白色のアネモネの花言葉は「真実」「期待」「希望」です。
ぜひギリシャ神話の「風の花」で耳元を彩っていただければと思います。